8月25日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第22回戦は、6対5で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテの先発は鈴木昭汰投手。初回、先頭の外崎修汰選手に先頭打者アーチを被弾すると、続く2回表にも2死2、3塁のピンチを招いたところから、若林楽人選手の適時打で失点を重ねる。さらに4回表には栗山巧選手に適時二塁打を許し、この回途中で降板となった。
4回途中からは2番手に廣畑敦也投手が登板するも、5回表に源田壮亮選手のライトスタンドへの2号ソロを浴び、4点差に広げられてしまう。しかし6回表からは、今季初登板の岩下大輝投手が2イニングを無失点に抑える好リリーフを見せた。
するとここまで抑え込まれていた打線が奮起。6回裏、小川龍成選手にプロ初アーチが生まれると、中村奨吾選手、山口航輝選手の連打でこの回2点を返す。続く7回裏には佐藤都志也選手に7号ソロが飛び出し、1点差まで追い上げた。
直後の8回表からは、4番手にゲレーロ投手が登板するも、栗山選手に3号ソロを浴びて再び2点差に。しかし8回裏、3番手・水上由伸投手を攻め立ててチャンスをつくると、山口選手の内野安打と井上晴哉選手の犠飛でついに同点に追い付いた。
9回表はオスナ投手が抑え、迎えた9回裏、1死から高部瑛斗選手が左中間への三塁打でチャンスをつくると、2者が敬遠されて満塁となる。ここで三木亮選手がサヨナラ適時内野安打を放ち、6対5で試合終了。
勝利した千葉ロッテは6回以降、毎回得点で逆転勝利。5番手のオスナ投手が1イニングを無失点で今季3勝目を手にした。一方敗れた埼玉西武は序盤から主導権を握るも、リリーフ陣が踏ん張りきれなかった。
123456789 計
西 110110010 5
ロ 000002121X 6
西 松本航-森脇亮介-水上由伸-公文克彦-●増田達至
ロ 鈴木昭汰-廣畑敦也-岩下大輝-ゲレーロ-○オスナ
文・和田信
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