先発・加藤貴之が力投するものの援護がなく敗戦。北海道日本ハムの連勝は3でストップ

パ・リーグ インサイト

2018.6.3(日) 17:28

北海道日本ハムファイターズ・近藤健介選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・近藤健介選手(C)PLM

札幌ドームで行われた北海道日本ハムと中日のカード最終戦。昨日の試合では投打が噛み合い勝利した北海道日本ハム。既に今カード勝ち越しを決めており、今日勝って今カード3タテ、4連勝を狙う。

先発のマウンドに上がるのは、26歳のバースデー登板となる加藤投手。5月20日に先発して以降は2軍で調整していたが、2軍では1試合に投げて3回を無失点に抑えている。自身の誕生日を勝利で祝えるのか。対する中日の先発は大ベテランの山井投手だ。

初回を3者凡退に打ち取った先発・加藤投手だったが、3回表に適時打を許して先制される。打線の援護を信じ、打たせて取る投球を続けるが、6回表にも2点を許し、7回6安打3失点でマウンドを降りた。8回表には、2番手・鍵谷投手がビシエド選手に2ランを浴び、スコアを0対5とされてしまう。

好機を作りながらも、無得点に抑えられていた北海道日本ハム打線だが、8回裏に反撃を見せる。この回先頭の大田選手が死球で出塁すると、3番・近藤選手が中日の3番手・鈴木投手の初球を捉え、左翼席へ第5号2ラン。終盤にスコアを2対5とする。

しかし9回裏は、田島投手の前に3者凡退に倒れて試合終了。2対5で北海道日本ハムが敗れた。北海道日本ハムは序盤に先制を許し、終始主導権を握られる苦しい展開となった。先発・加藤投手は7回3失点の力投も打線の援護がなく、白星とはならなかった。

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