8月21日、ベルーナドームで行われた埼玉西武とオリックスの第21回戦は、3対1で埼玉西武が勝利。「ライオンズ フェスティバルズ 2022」最終日を白星で飾った。
埼玉西武は1回裏、2番・源田壮亮選手の安打をきっかけに1死1、2塁とすると、山川穂高選手の適時打で先制。さらに相手バッテリーミスの間に1点を奪い、前回対戦で苦しめられた椋木蓮投手から2点をリードした。
先制した直後の2回表、エンス投手はこの回先頭の頓宮裕真選手に5号ソロを浴び、1点を返される。しかし以降は走者を出しながらも要所を締め、6回3安打無四球4奪三振1失点にまとめてマウンドを降りた。
打線は5回裏、呉念庭選手、愛斗選手の連打などで1死1、3塁とし、柘植世那選手の適時打が生まれて1点を追加する。7回から継投に入った投手陣は、水上由伸投手、スミス投手とつなぎ、9回表は増田達至投手が締めて試合終了。
勝利した埼玉西武は、先発のエンス投手が「積極的にゾーン内で勝負できたことも良かった」と6回1失点の好投。序盤からのリードを守り切り、同一カード3連敗を阻止した。一方敗れたオリックスは、椋木投手が2回途中4安打2失点。早めの継投で埼玉西武打線を3失点に抑えたが、打線が3安打1得点と振るわなかった。
123456789 計
オ 010000000 1
西 20001000X 3
オ ●椋木蓮-村西良太-山崎福也-比嘉幹貴-近藤大亮-宇田川優希-ワゲスパック
西 ○エンス-水上由伸-スミス-S増田達至
文・丹羽海凪
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