8月11日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第19回戦は、3対2で北海道日本ハムがサヨナラ勝利を飾った。
プロ初先発の北海道日本ハム・鈴木健矢投手は初回、1死2塁から森友哉選手の適時二塁打で先制を許す。それでも、2回以降は粘り強いピッチングを披露し、追加点を与えない。
鈴木投手を援護したい打線は5回裏、野村佑希選手の三塁打などで1死3塁とすると、今川優馬選手が9号2ランを放ち逆転に成功。鈴木投手は、援護をもらった直後の6回表を3者凡退に抑えるも、7回表にピンチを招いて降板。2番手・望月大希投手が外崎修汰選手に同点打を浴びるも、1死1、2塁で後を託されたメネズ投手は後続を断つ。
8回表を北山亘基投手、9回表を玉井大翔投手がそれぞれ3者凡退に切ったが、迎えた9回裏は相手先発・松本航投手を前に3者凡退に倒れ、2試合連続で延長戦に突入。10回表を井口和朋投手が抑えると、直後の10回裏に1死から野村選手が二塁打で出塁。2死1、2塁となった後、清水優心選手がレフトへサヨナラ打を放ち、3対2で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、鈴木投手が6.1回8安打1四球5奪三振2失点と粘投。救援陣も好投を見せ、サヨナラ勝利を呼び込んだ。一方敗れた埼玉西武は、松本投手が9.2回5安打1本塁打2四球7奪三振3失点と力投したものの、9安打2得点と拙攻が響いた。
12345678910 計
西 1000001000 2
日 0000200001X 3
西 ●松本航
日 鈴木健矢-望月大希-メネズ-北山亘基-玉井大翔-○井口和朋
文・高橋優奈
関連リンク
・試合詳細/動画はこちら
・鈴木健矢 選手名鑑
・今川優馬 動画/記事
・サヨナラ打!清水優心をチェック
・斎藤佑樹さんも登場!谷口雄也さんが新球場の店舗の記者会見に参加
記事提供: