山岡泰輔vs田口麗斗が実現するも決着つかず。試合は延長12回に伏見寅威の一打でオリックスがサヨナラ勝ち

パ・リーグ インサイト

2018.6.2(土) 22:27

オリックス・バファローズ 山岡泰輔投手(C)PLM
オリックス・バファローズ 山岡泰輔投手(C)PLM

6月2日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと巨人のカード2戦目。ようやく実現したオリックス・山岡投手と巨人・田口投手の初対決にも注目が集まったが、両者に勝敗がつかず。延長戦にもつれた試合は12回裏に伏見選手の一打で終止符が打たれた。

2013年の広島大会決勝で投げ合った山岡投手と田口投手。15回を投げ抜き決着がつかず、再試合でも投げ合った両投手。結果的に山岡投手が無失点、田口投手が1失点で5年前は山岡投手に軍配が上がったが、プロのマウンドでようやく初対決が実現した。

山岡投手が150キロ近い直球を軸に、カットボールやスライダーで芯を外し、凡打の山を築くと、対する田口投手は走者を背負いながらも要所を締める、5年前を彷彿とさせるような投球を展開。山岡投手は6回1失点、田口投手は6回途中1失点で降板し、決着がつかず。

試合は延長戦に突入し、10回、11回は両軍ともに無得点。12回の巨人の攻撃を6番手・近藤投手が無失点に抑えてオリックスの負けは消滅する。その裏、先頭の福田選手が安打で出塁し、安達選手の犠打で得点圏に進む。この場面で福良監督は代打攻勢を仕掛け、西野選手、伏見選手を送り込む。西野選手は惜しくも遊ゴロに倒れたものの、続く伏見選手が左翼手の頭上を越える殊勲打。4時間24分の熱戦はオリックスの劇的勝利で幕を閉じた。

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