8月9日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第17回戦は、5対3で北海道日本ハムがサヨナラ勝利を収めた。
北海道日本ハムは2回裏、2死3塁から古川裕大選手の適時打で1点を先制。先発・伊藤大海投手は、5回表に1死1塁から中村剛也選手に7号2ランを浴びたものの、6回表から3イニング連続で3者凡退に抑える。
伊藤投手の好投に応えたい打線は8回裏、野村佑希選手の二塁打などで1死1、3塁とチャンスメイク。この場面で打席に入った代打・上川畑大悟選手が適時打を放ち、同点に追い付く。
9回表のマウンドにも上がった伊藤投手だったが、2死2塁から山川穂高選手に適時打を浴びると、続く栗山巧選手には四球を与え、8.2回3失点で降板。2死1、2塁で後を託されたロドリゲス投手は愛斗選手を中飛に打ち取った。
2対3で迎えた9回裏、代打・杉谷拳士選手、清宮幸太郎選手の連打で無死1、2塁に。すると、近藤健介選手がフルカウントから右翼席へ4号3ランをたたき込み、5対3で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、伊藤投手が8.2回128球5安打1本塁打2四球6奪三振3失点と力投。1点ビハインドの9回裏は、この日29歳の誕生日を迎えた近藤選手にサヨナラ弾が生まれた。
一方敗れた埼玉西武は、先発の高橋光成投手が8回101球6安打2四死球4奪三振2失点(自責点1)と好投。中村選手が逆転弾、山川選手は勝ち越し打を放ったが、守護神・増田達至投手が痛恨の一発を浴びた。
123456789 計
西 000020001 3
日 010000013X 5
西 高橋光成-●増田達至
日 伊藤大海-○ロドリゲス
文・高橋優奈
関連リンク
記事提供: