◇オリックス対北海道日本ハム 第18回戦(6日・京セラドーム大阪)
オリックスの吉田正尚選手が全3打点をたたき出す活躍で、チームを勝利に導いた。
まずは1点を追う1回裏、2死2塁で打席が回るとカウント2-2からの6球目、速球を逆らわずにレフトスタンドへはじき返した。これが後半戦初ホームランの12号2ランとなり、チームは逆転。プロ2試合目の登板となった東晃平投手を援護する。
さらに7回裏、2死1、3塁で打席が回ると、高めの直球を振り抜き、一二塁間を破る適時二塁打を放つ。初回以降得点を奪えていなかったチームにとっても、大きな追加点となり、勝利を手繰り寄せた。
吉田正尚選手は今シーズン、打率.307 12本塁打57打点の活躍。パ・リーグの打率ランキングでは、北海道日本ハム・松本剛選手に次ぐ2位につけている。
文・谷島弘紀
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