8月3日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武対千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第16回戦は、4対1で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテ・先発の美馬学投手は初回、相手打線を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露。しかし2回裏、二塁打と味方の失策で無死1、3塁のピンチを招くと、内野ゴロの間に3塁走者が生還し、先制を許す。後続にも安打を放たれるも、最少失点で切りぬけ、この回を投げ切った所で降板。2回32球2安打無四球1失点の投球内容だった。
一方の打線は、5回までわずか1安打と沈黙。しかし6回表、高卒ルーキーの村山亮介選手がプロ初本塁打を放ち、同点に追い付く。さらに7回表、先頭の山本大斗選手、続くマーティン選手の四球などで、2死2、3塁の好機をつくる。ここで、吉田裕太選手がセンターへの適時打を放ち、走者2人が生還。3対1と逆転に成功する。9回表には、西川僚祐選手、福田光輝選手の2者連続二塁打で1点を追加した。
後を託された救援陣は、3回裏から鈴木昭汰投手が登板。4回裏には3者連続三振を記録するなど、安定感のある投球で相手に流れを渡さない。リードをもらった後も、落ち着いた投球で8回裏まで投げ切り、9回裏からは土居豪人投手がマウンドへ。走者を出しながらも無失点に抑え、試合を締めた。
勝利した千葉ロッテは投手陣が好投。2番手・鈴木昭汰投手が、6回75球2安打1四球7奪三振の好投、打っては、西川選手が2安打、吉田選手が2打点の活躍で打線をけん引した。
一方敗れた埼玉西武は、救援陣が踏ん張り切れず。先発の隅田知一郎投手が5回67球1安打無四球9奪三振無失点の好投、4番手・公文克彦投手が1イニングを無失点に抑える投球で首脳陣に状態の良さをアピールした。
123456789 計
ロ 000001201 4
西 010000000 1
ロ 美馬学-○鈴木昭汰-土居豪人
西 隅田知一郎-出井敏博-●羽田慎之介-公文克彦-増田達至
文・谷島弘紀
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