8月2日、旭川スタルヒン球場で行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第16回戦は、6対5で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムは初回、1死から2番・万波中正選手が安打で出塁すると、続く3番・近藤健介選手が捉えた打球はそのままライトスタンドへ。4月22日以来となる3号2ランが生まれ、2点を先制する。
援護を受けた北海道日本ハムの先発・伊藤大海投手だったが直後の2回表、1死1、3塁から川瀬晃選手の犠飛で失点。続く3回表には柳田悠岐選手に一発を被弾し、同点に追い付かれてしまう。
打線は3回裏、先頭の9番・佐藤龍世選手に移籍後初アーチとなる今季第1号ソロが生まれ、勝ち越しに成功。なおも四球と安打で満塁のチャンスをつくると、今川優馬選手の内野ゴロの間に追加点を挙げる。
伊藤投手は4回表にグラシアル選手に本塁打を浴びるも、5回表、6回表は粘りの投球で無失点に抑え込む。すると打線は6回裏に郡拓也選手の2号2ランが飛び出し、伊藤投手に大きな援護点がもたらされる。
しかし7回表、伊藤投手は先頭への与四球を皮切りに無死満塁のピンチを招いたところで降板。代わった2番手・井口和朋投手が周東佑京選手の犠飛で1点を失うも、後続を切り抜けてリードを保つ。
8回表からは玉井大翔投手がマウンドへ上がるも、先頭の牧原大成選手に6号ソロを被弾。1点差となって迎えた9回表は北山亘基投手が無失点で締めて、6対5で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは先発の伊藤投手が6.0回109球6安打2四球8奪三振4失点(自責点2)の粘投で今季9勝目。打線では万波選手がマルチ安打をマークした。福岡ソフトバンクは先発の石川柊太投手が6回6失点と試合をつくれず。打線は3本塁打を放つも、及ばなかった。
123456789 計
ソ 011100110 5
日 20200200X 6
ソ ●石川柊太-泉圭輔-椎野新-嘉弥真新也
日 ○伊藤大海-井口和朋-玉井大翔-S北山亘基
文・和田信
関連リンク
・試合詳細/動画はこちら
・佐藤龍世 移籍後初アーチとなる勝ち越しホームラン
・近藤健介 4月22日以来の一発となる3号先制2ラン!
・郡拓也 貴重な追加点をもたらす2号2ラン!
・伊藤大海 6回4失点(自責点2)の粘投でリーグ単独2位となる今季9勝目をマーク!
記事提供: