8月2日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武対千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第15回戦は、3対3で引き分けに終わった。
埼玉西武の先発・ヘレラ投手は初回、2回とランナーを出しながらも無失点に抑える立ち上がり。しかし、3回に平沢大河選手の安打とマーティン選手への四球でピンチを迎えると、福田秀平選手と西川僚祐選手の適時打で2点を先制される。
打線は4回裏、千葉ロッテ先発・種市篤暉投手から高木渉選手の二塁打でチャンスをつくり、中熊大智選手の適時打で1点を返す。しかし直後の5回表、マーティン選手に2号ソロを浴びて再び2点差に。その後のヘレラ投手は粘りのピッチングを披露し、7回133球7安打5四球9奪三振3失点でマウンドを降りた。
7回裏には満塁の好機を迎えるも、西巻賢二の好守もあり得点を挙げられず。しかし、9回裏に中熊選手が四球で出塁すると、川野涼多選手が同点2ランを放ち、土壇場で試合を振り出しに戻した。さらに山野辺翔選手の安打などで1死1、2塁としたものの、代打・岸潤一郎選手が併殺打に打ち取られ、試合を決めることはできなかった。
10回、11回は両チームの救援陣が走者を出しながらも無失点で抑え、引き分けで試合終了。埼玉西武は、ヘレラ投手が7回3失点と試合をつくり、救援陣も無失点と好投。打っては川野選手が同点本塁打含む3安打の活躍だった。
一方の千葉ロッテは、先発・種市投手が6.1回99球3安打3四死球6奪三振1失点。打線は平沢選手、山本大斗選手が2安打など計9安打を放ったものの、つながりを欠いた。
1234567891011 計
ロ 00201000000 3
西 00010000200 3
ロ 種市篤暉-東妻勇輔-田中靖洋-土居豪人-国吉佑樹-成田翔-中村稔弥
西 ヘレラ-粟津凱士-齊藤大将-松岡洸希
文・長谷川月人
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