◇東北楽天対北海道日本ハム 第14回戦(29日・楽天生命パーク宮城)
北海道日本ハムの中島卓也選手が、好守備でチームに勝利をもたらした。
1点リードの9回裏、1死から登板していた北浦竜次投手が、2死1、2塁とピンチを招くと、鈴木大地選手に6球目をセンター方向へはじき返される。しかし、この打球に遊撃手・中島卓也選手が飛びつくと、二塁にトスしてアウトに。抜けていたら同点という場面で、チームを救うファインプレーを見せた。
この試合はバットでもチームに貢献した。1点を追う6回表に先頭で打席を迎えると、安打で出塁。続く今川優馬選手の安打に相手守備の失策が重なると、一気に同点のホームインを果たした。今季の前半戦は30試合の出場に終わったが、14年目のベテランの力はチームに不可欠。後半戦の巻き返しに期待が膨らむ。
文・木村圭
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