7月28日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦第12回戦は、6対4で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテ先発の鈴木昭汰投手は初回、連打で2死1、2塁のピンチを招くと、川端慎吾選手に適時打を浴び、先制点を許す。
打線は直後の1回裏、先頭の藤原恭大選手が四球を選び出塁すると、盗塁を決めてチャンスを演出する。無死1、3塁から、マーティン選手の併殺打の間に3塁走者が生還し、すぐに同点に追い付く。2回裏には、2死から四球と内野安打で得点機を迎えると、藤原選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。
鈴木投手は3回以降テンポの良い投球を展開。4回65球5安打1四球5奪三振1失点の内容で降板した。しかし、5回表から登板した国吉佑樹投手が制球に苦しみピンチを招くと、松本友選手に適時打を許し、試合は振り出しに。しかし、打線が5回裏に山本大斗選手とマーティン選手の連打でチャンスをつくると、福田秀平選手の適時打で再び勝ち越しに成功。さらに、西巻賢二選手にも適時打が生まれ、4対2で試合は後半戦へ。
6回表からは成田翔投手が登板。四球で出塁を許すも、併殺で無失点に抑える。7回表も続投したが、1死2塁となったところで田中靖洋投手に交代。後続を打ち取って切り抜けた。
しかし8回表、田中靖投手は2死から連打を浴びて1失点。ピンチは続いたが、中村稔弥投手が好リリーフを見せてリードを守った。すると8回裏に、敵失策と池田来翔選手の犠飛で2点を加えて、スコアは6対3に。最終回は中村稔投手が続投。1点を失ったものの、リードを守り切り試合を締めた。
勝利した千葉ロッテは、藤原選手が2安打1打点2盗塁の活躍で打線に勢いをもたらすと、福田秀選手の適時打で勝ち越しに成功。8回裏の貴重な追加点で勝利を手繰り寄せた。
123456789 計
ヤ 100010011 4
ロ 11002002X 6
ヤ 金久保優斗-●寺島成輝-長谷川宙輝-鈴木裕太-柴田大地
ロ 鈴木昭汰-○国吉佑樹-成田翔-田中靖洋-S中村稔弥
文・木村圭
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