7月20日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第15回戦は、8対4で千葉ロッテが勝利。3連勝で貯金を「1」とした。
千葉ロッテは初回、先頭の荻野貴司選手が敵失策で出塁すると、すかさず盗塁を決めて無死2塁に。続く高部瑛斗選手が左中間への適時二塁打を放ち、1点を先制する。先発・石川歩投手は山川穂高選手の本塁打などで逆転を許したが、3回裏に再び荻野貴選手が出塁すると、続く高部選手のバントで相手の守備が乱れる間に一気に生還。両軍が点を取り合い、2対2の同点で試合は中盤に。
石川投手は5回表、古賀悠斗選手にプロ初本塁打を浴び、再び勝ち越しを許す。しかしその裏、松川虎生選手、荻野貴選手の連打と犠打で1死2、3塁とすると、3番・中村奨吾選手がワンバウンドしてスタンドに入る適時二塁打を放ち、逆転に成功。続く井上晴哉選手も適時打を放ち、5対3とした。
石川投手が6回表をわずか6球で3者凡退に抑えると、6回裏には荻野貴選手の犠飛で1点を追加。7回表には代わった東條大樹投手が1点を失うも、直後の7回裏には山口航輝選手が8号2ランを放ち、点差を4点に広げた。8回表は小野郁投手が無失点でつなぎ、9回表は4点差ながら守護神・益田直也投手が登板、3者凡退に抑えて試合終了。
千葉ロッテは、荻野貴選手と高部選手の1・2番コンビがともにマルチ安打の活躍。「7番・三塁」で出場した茶谷健太選手も2度の好守に安打と存在感を示した。先発の石川投手は、6回4安打1四球3失点の内容で6勝目をマーク。敗れた埼玉西武は、山川選手と古賀選手に本塁打が生まれるも、3失策と守備が乱れ連敗を喫した。
123456789 計
西 011010100 4
ロ 10103120X 8
西 ●エンス-宮川哲-大曲錬
ロ ○石川歩-東條大樹-小野郁-益田直也
文・波多野瞭平
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