川瀬晃の決勝打で福岡ソフトバンクが延長戦を制す! デスパイネが同点ソロ

パ・リーグ インサイト

2022.7.17(日) 20:58

福岡ソフトバンクホークス・川瀬晃選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・川瀬晃選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月17日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第13回戦は、5対3で福岡ソフトバンクが延長戦を制した。

 福岡ソフトバンク打線は1回表、先頭の周東佑京選手が安打で出塁すると、続く今宮健太選手が適時二塁打を放ち、先制に成功する。

 先発のマウンドに上がったのは、今季4勝目を目指す石川柊太投手。2回裏、井上晴哉選手に1号同点ソロを浴びる。さらに3回裏には1死から3連打で満塁とされると、押し出し四球と犠飛で勝ち越しを許した。

 打線は4回表、プロ初スタメンの増田珠選手が、プロ初安打となる1号ソロを放ち、1点差に追い上げる。5回表にも今宮選手と柳田悠岐選手の連打でチャンスをつくったが、ここは千葉ロッテ先発のロメロ投手に抑えられ、1点ビハインドのまま試合は後半へ。

 石川投手は6回裏も続投。ランナーを出しながらも無失点に抑え、6回101球6安打1四球6奪三振3失点の内容で降板した。7回裏は武田翔太投手が2死1、2塁のピンチを招くが、中村奨吾選手を空振り三振に仕留めて切り抜けた。

 すると8回表、1死からデスパイネ選手が4号ソロを放ち、試合を振り出しに戻す。以降は両チームのリリーフ陣が粘り、試合は延長戦へ。

 迎えた10回表、2死からデスパイネ選手、牧原大成選手の連打でチャンスをつくると、途中出場の川瀬晃選手が2点適時二塁打を放ち勝ち越しに成功。10回裏はモイネロ投手が登板し、千葉ロッテの反撃を許さず、無失点で試合を締めた。
 
 勝利した福岡ソフトバンクは、今宮選手が先制打を含む3安打1打点、デスパイネ選手が同点弾含む2安打の活躍を見せると、同点で迎えた10回表に川瀬選手が貴重な決勝打を放ち、延長戦を制した。一方敗れた千葉ロッテは、荻野貴司選手と井上選手が3安打を記録する活躍で試合を優位に進めるも、リリーフ陣が誤算だった。

  12345678910 計
ソ 1001000102 5
ロ 0120000000 3

ソ 石川柊太-武田翔太-松本裕樹-○森唯斗-Sモイネロ
ロ ロメロ-東條大樹-オスナ-益田直也-●ゲレーロ

文・木村圭

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【動画】増田珠 プロ初安打となる1号ソロ
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