パ・リーグ女子注意報【グローブになりたい系女子】

パ・リーグ インサイト

2018.6.1(金) 17:02

(C)PLM
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「日本生命セ・パ交流戦2018」の1カード目が終了し、6月1日からパ・リーグ本拠地で2カード目が始まります。野球ファンのみなさまの中には、普段足を運ばない球場で試合を観戦するという方も多いのでは?

パ・リーグ本拠地限定のグルメに舌鼓を打ち、エンターテインメントを存分に楽しみ、ぜひその観戦日を素晴らしいものにしていただきたいところですが、現在パ・リーグの球場で「パ・リーグ女子」出現注意報が発令されています。

「パ・リーグ女子」、つまりパ・リーグが誇るちょっと風変わりな女性ファン。彼女たちを見かけたときは、どうか驚かないでください。ここでは、それぞれのスタンスでプロ野球にありったけの愛を注ぐ「パ・リーグ女子」の生態について紹介していきます。

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野球選手は人間ではない……!?グローブになりたい系女子

パ・リーグインサイト編集部(以下編集部)「謎に満ちた『パ・リーグ女子』なるものの生態に目を付けた我々は、3人のパ・リーグファンの女性たちに単独インタビューを敢行。お話をうかがう中で明らかになったその特徴をまとめ、3つの種類に分けてみました」

編集部「こんにちは。インタビューにご協力くださり、まことにありがとうございます。『グローブになりたい系』女子のG子さん。お名前からしてパンチがきいていますね。まずはあなたの簡単なプロフィールを教えてください」

G子さん「20代前半の楽天ファンです。野球ファン歴自体は物心ついたころからなので、20年近いですね」

編集部「物心ついたころということは、もしかして地元に球団がある?」

G子さん「はい。地元球団のどの選手が一番カッコイイか、小学校のクラスで議論するような環境でした。ちなみに仙台ではないんです。10歳くらいのとき球界再編問題があって、突然あずき色のチームが現れて、あれはなんだ、と。なんとなくそこから楽天ファンに」

編集部「楽天ファンだけど、地元にほかの球団があると。地元球団のファンではないことを周りから指摘されませんか?」

G子さん「されますね。しかもずっと強豪のチームなので、なんで?ってよく言われます」

編集部「その地元の強豪チームに魅力は感じませんか?」

G子さん「強いことは、良いことだと思いますけど。でも楽天に愛着が湧いてしまったし、不安定なところから強くなって優勝する過程まで見せてもらったから、もう戻れないです。そもそもチームの成績はべつに、応援する気持ちには影響しないので。チームが勝ってうれしいのは、選手が喜ぶからで。負けたら悔しいのは、選手が負けたくないと思ってるからで」

編集部「強いか弱いかは、結構どうでもいい?」

G子さん「選手や関係者のみなさんが、その日勝つために、私なんかに想像できないくらい頑張っておられることは、言うまでもないですから。見守ることしかできませんし。楽天の選手が、生きて野球をしてくれてることが私にとってのファンサービスですね」

編集部「生きてることがファンサービス。すごいですね……。ではそんなG子さんの好きな選手は誰ですか?その選手への熱い思いを自由に語ってください」

G子さん「楽天の聖澤諒選手がずっと好きです。2009年の初CSで、一塁で反復横跳びをしてたところが最初の印象的な記憶ですね。いつもニコニコでファン対応が神がかってるところと、走攻守で勝負強いところが好き。強く引っ張ったときに、足がもつれたみたいにピョンってなるのも好き。速い球に強いってロマンですよ。去年の活躍は痺れましたね」

編集部「ピンポイントな情報から、熱い思いがひしひしと伝わってきます。ところで、G子さんは『グローブになりたい=好きな選手に自分のことを認知されたくない』そうですが、その心は?」

G子さん「応援してる誰かがいることは知っててほしいけど、私個人としては認識されたくないんです。野球選手のことを自分と同じ人間だと思ってない節があるんで」

編集部「彼らは人間ではないんですか……?」

G子さん「自分と同じ俗世間に生きてる人たちではないなと。戦ってるものも、直面してるものも、悩んでることも、解決しなきゃいけないことも、人間ならみんなそれぞれあるんでしょうけど。プロ野球選手にとってのそういうのは、私が理解したり共感したりできる次元の話じゃないですから。見てる世界も、吸ってる空気もぜんぜん違う。あの人たちは、距離感でいったらフィクションのキャラクターと変わんないです」

編集部「違う世界の方々だから、だから認識されたくないんですか?」

G子さん「私なんかの存在を認識するなんて、選手の頭の容量がもったいないです。近い席に座ってしまうと申し訳ない気持ちになるし、目が合ったら消えてしまいたくなる。だから写真も撮らないし、サインも貰いません。実は以前、聖澤選手とお話させていただく機会があったんですが、結局わけわかんない感情で翌日4キロくらい痩せました。ダイエットには効果的でしたね(笑)」

編集部「なんだか、H子さんやL子さんとは違うベクトルで大変そうな性分ですね……」

G子さん「それでも選手のことを見ていたい気持ちはあるので、楽天生命パークに住む野良猫とかに生まれればよかった……」

編集部「G子さんは猫になりたい?」

G子さん「セカンドベースでもいいですよ。監督に引っこ抜かれないし。ぜひがむしゃらに駆け抜けてほしい」

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