◇東北楽天対埼玉西武 第14回戦(10日・楽天生命パーク宮城)
東北楽天の茂木栄五郎選手が“サイクル超え”の大活躍を見せた。
2回裏、3点を追いかける展開で第1打席を迎えた茂木選手は、埼玉西武の先発・與座海人投手からライトスタンドへ今季3号となるソロ本塁打を放つ。続く4回裏の第2打席ではライトへのヒット、6回裏の第3打席では2死1塁からチャンスを演出する二塁打を放ち、自身初のサイクルヒットに向けて三塁打を残すのみに。
そして迎えた9回裏の第4打席、埼玉西武の守護神・増田達至投手からこの試合2本目となるライトスタンドへの4号ソロが飛び出し、“サイクル超え”となる4安打をマークした。
茂木選手は今季ここまで打率.227ながらも、7月は7試合に出場して18打数8安打、打率.444と好調。首位を追走するチームは苦しい戦いが続いているが、その打棒でチームに勢いをもたらしたいところだ。
◇茂木選手(2回裏・3号ソロ)コメント
「打ったのはスライダー。しっかり振れました。負けている状況は変わらないので、守備から攻撃にリズムをつくれるようにしていきたいですね。なんとか追い付き、追い越せるように頑張ります。(真剣な表情で)」
文・和田信
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