7月5日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第10回戦は、2対1で千葉ロッテがサヨナラ勝利を収め、貯金「1」とした。
千葉ロッテの先発は、本前郁也投手。2回表、野村佑希選手の一発で先制を許すも、以降は立て直して試合をつくる。最終的に6回78球4安打5奪三振1四球1失点にまとめ、マウンドを降りた。
打線は4回表、中村奨吾選手の安打を足掛かりに無死満塁とするが、佐藤都志也選手、菅野剛士選手が連続三振を喫し2死満塁となる。ここで打席に入った山口航輝選手も遊ゴロに倒れ、絶好機を逃した。
相手先発・ポンセ投手の前に本塁が遠かった千葉ロッテ打線だが、7回裏、佐藤都志也選手の4号ソロでついに試合を振り出しに戻す。8回からは両軍の救援陣が無失点でつなぎ、試合は延長戦へ突入した。
10回裏、先頭の山口選手が安打で出塁すると、代走で一塁走者となった和田康士朗選手が盗塁に成功し2塁に進む。小川龍成選手も犠打を決めて1死3塁となった場面で、打席には荻野貴司選手。6球目をレフトへはじき返すサヨナラ打とし、2対1で試合終了。
勝利した千葉ロッテは、本前投手が6回1失点。打線も相手投手を捉えきれない中、佐藤選手のソロで同点に追い付くと、最後は荻野貴選手のチーム27イニングぶりの適時打となる一打で熱戦に終止符を打った。
敗れた北海道日本ハムは、先発のポンセ投手が7回91球4安打7奪三振1四球1失点。無死満塁の窮地をしのぐなど好投したが、痛恨の被弾で来日初勝利を逃した。4番手で登板したロドリゲス投手が今季初黒星を喫している。
12345678910 計
日 0100000000 1
ロ 0000001001X 2
日 ポンセ-石川直也-玉井大翔-●ロドリゲス
ロ 本前郁也-東條大樹-オスナ-益田直也-○ゲレーロ
文・吉村穂乃香
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