◇福岡ソフトバンク対千葉ロッテ 第12回戦(27日・東京ドーム)
福岡ソフトバンクの松本裕樹投手がチームの“窮地”を救う好リリーフを見せた。
試合前に、新型コロナウイルス感染による「特例2022」で先発予定・和田毅投手、グラシアル選手ら6選手が抹消される緊急事態。急きょ先発のマウンドに上がったのは大竹耕太郎投手だったが、3回表に4失点を喫し、5回表にも無死1、3塁のピンチを背負って降板した。
ここでマウンドに上がったのは、プロ8年目の松本裕樹投手。無死1、3塁で中軸を迎える大ピンチだったが、まずは中村奨吾選手を三振に切る。なおも続く、4番・安田尚憲選手、前打席本塁打のレアード選手も打ち取り、ここを無失点に抑えた。さらに次の回も続投し、3者凡退。チームに流れを呼ぶ好リリーフを見せた。
今季は開幕前まで素晴らしい仕上がりを見せていたが、思わぬアクシデントにより出遅れた松本投手。ここまでは中継ぎとして13試合に登板し、2勝0敗、防御率3.54の投球成績を残していた。
文・小野寺穂高
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