6月26日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦、第12回戦は4対13で埼玉西武が敗れた。
埼玉西武の先発・渡邉勇太朗投手は初回、並木秀尊選手、武岡龍世選手、キブレハン選手の連打で先制を許す。さらに3回表には、山村崇嘉選手の悪送球によって2死から武岡選手が出塁すると、またしてもキブレハン選手に適時打を打たれて1点を失った。
渡邉投手は4回表にも松井聖選手に本塁打を浴び、3点差となったが、直後の4回裏に山村選手、呉念庭選手、中村剛也選手の連打で2点を返した。
しかし5回表、2死3塁の場面でキブレハン選手に本日3本目の適時打を許し1失点。6回表も松井選手と並木選手の適時打で点差は4点に広がった。渡邉投手はここまで計11安打を浴び、6回を投げ切ったところで後続に託した。
8回表には粟津凱士投手がマウンドに上がったが、失策と安打で出た走者を並木選手に返され2失点。9回表には齊藤大将投手が連打と四球で満塁のピンチを招くと、暴投で1失点。その後も犠飛や適時打で計3点を失う。2死2、3塁から大曲錬投手が跡を継いだが、相手打線の勢いを止められず、さらに2点を献上した。
最終回は、先頭の長谷川信哉選手が四球を選び、山村選手も安打で出塁。その後進塁し、2死1、3塁としたところで、相手暴投の間にホームへ生還。続く仲三河優太選手は適時打を放ったが、反撃はここまで。
4対13で敗れた埼玉西武は、先発の渡邉投手が6回11安打1本塁打6失点(自責点4)と先発の役割を果たせず。打線も沈黙し、チーム5安打に終わった。なお、公文克彦投手は4月30日以来2カ月ぶりに復帰、粟津投手は2020年以来2年ぶりの公式戦登板となった。
123456789 計
ヤ 101112025 13
西 000200002 4
ヤ ○星知弥-大下佑馬-石山泰稚-杉山晃基
西 ●渡邉勇太朗-公文克彦-粟津凱士-齊藤大将-大曲錬
文・北村彩実
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