6月25日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第11回戦は、4対0でオリックスが勝利した。
オリックスは初回、福田周平選手の二塁打などで1死3塁のチャンスをつくると、吉田正尚選手が適時打を放ち、先制点を奪う。続く2回表には1死から6番・紅林弘太郎選手の安打を皮切りに四球と安打などで2死満塁とすると、福田選手にライトへの適時打が生まれ、2点目を追加する。
先発の山本由伸投手は2回裏に初安打を許したところから、2死1、2塁のピンチを背負うも、藤原恭大選手から空振り三振を奪って得点を許さない。すると打線は4回表にも、千葉ロッテ先発・佐藤奨真投手を攻め立てて1死1、3塁の好機を演出し、大城滉二選手に適時打が生まれ、得点を重ねていく。
山本投手は3回以降走者を出しながら、直球と変化球のコンビネーションで千葉ロッテ打線を手玉に取る投球を披露。すると打線は7回表、吉田正選手が2試合連続となる一発を放ち、終盤に差し掛かったところでリードを4点に広げる。
山本投手は8回を投げ切ったところで降板し、最終9回裏は阿部翔太投手がマウンドへ。しかし、安打と四球で2死1、2塁のピンチを招くと、守護神・平野佳寿投手へスイッチ。最後はレアード選手を打ち取って、4対0で試合終了。
オリックスは山本投手が8回105球4安打2四球9奪三振無失点の好投で今季8勝目。打線では、若月健矢選手が3安打猛打賞の大活躍。吉田正選手は2試合連続弾を含む2安打2打点をマークした。一方、敗れた千葉ロッテは先発の佐藤奨真投手が6回3失点で今季4敗目。打線は5安打と振るわず、2試合連続完封負けとなった。
123456789 計
オ 110100100 4
ロ 000000000 0
オ ○山本由伸-阿部翔太-S平野佳寿
ロ ●佐藤奨真-八木彬-小沼健太
文・和田信
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