6月24日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第9回戦は、4対3で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武は2点を追う3回表、2安打で2死1、2塁から、川越誠司選手が2点適時二塁打を放ち、同点に追い付く。続く4回表には、本塁打数リーグトップの山川穂高選手に22号ソロが生まれ、勝ち越しに成功。6回表には、川越選手がライトスタンドへ1号ソロを放ち、1点を追加した。
先発の高橋光成投手は初回、銀次選手に適時打、2回裏には小深田大翔選手にも適時打を許すなど、序盤は制球に苦しみ2失点。しかし勝ち越した直後の4回裏は、上位打線を3者凡退に抑えて立ち直りの兆しを見せると、続く5回裏も無失点で切り抜ける。
6回からは本田圭佑投手にスイッチしたが、2安打で無死2、3塁のピンチを招き、小深田選手に犠飛で1点を返されてしまう。なおも2死2塁から右安打を浴びたが、川越選手の好返球で2塁走者を刺し、最少失点で切り抜ける。
7回裏はここまで抜群の安定感を見せている水上由伸投手が登板。走者を許しながらも1回を無失点に抑えると、8回裏は平良海馬投手、最終回は増田達至投手が1点のリードを守り切り、試合は終了した。
勝利した埼玉西武は、先発の高橋光成投手が5回5安打6四球4奪三振2失点と粘りの投球で6勝目。打線では川越選手が一発を含む2安打3打点をマーク、守備でも好返球を披露するなど、攻守で躍動した。
敗れた東北楽天は、先発の田中将大投手が6回6安打無四球4奪三振4失点で7敗目。打線では島内宏明選手と銀次選手が猛打賞、チーム全体としても10安打をマークしたが、好機での一本が出なかった。
123456789 計
西 002101000 4
楽 110001000 3
西 ○高橋光成-本田圭佑-水上由伸-平良海馬-S増田達至
楽 ●田中将大-宋家豪-西口直人-酒居知史
文・杉森早翔
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