6月11日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと横浜DeNAの「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、1対2で千葉ロッテが惜敗した。
千葉ロッテの先発は、佐々木朗希投手。初回を内野ゴロで3者凡退に切って取るも、2回表に牧秀悟選手に16号ソロを浴び先制を許す。しかし、3回以降は危なげないピッチングで凡打の山を築き、6回表には2死2塁と得点圏に走者を置くも、後続を空振り三振に取り、得点を与えない。終盤以降も相手打線を寄せ付けず、8回94球3安打5奪三振1失点の投球内容で救援陣に後を託した。
力投を続ける佐々木朗投手を援護したい打線だが、相手先発・京山将弥投手を前に沈黙し、4回までわずかに1安打。5回裏には、7番・荻野貴司選手が二塁打を放つと、エチェバリア選手の中飛の間に進塁し、2死3塁と一打同点のチャンスをつくる。しかし、続く松川虎生選手が遊ゴロに倒れ、無得点に終わった。
何としても得点を挙げたい打線は6回裏、先頭の1番・高部瑛斗選手がセーフティバントで出塁すると、盗塁を決め、無死2塁と好機をつくる。さらに捕逸と四球で、無死1、3塁と好機を広げると、3番・中村奨吾選手が犠飛を放ち、試合を振り出しに戻した。
7回以降は両者一歩も譲らず、試合は硬直状態のまま1対1で終盤へ。9回表を益田直也投手が無失点に抑えると、打線はその裏、荻野選手とエチェバリア選手の連打で、1死1、3塁のサヨナラの好機を演出する。続く代打・角中勝也選手が四球を選び1死満塁とするも、後続が打ち取られ無得点。試合は延長戦に突入した。
千葉ロッテは10回表をゲレーロ投手が3人で抑えると、11回表は東條大樹投手が登板。安打と犠打で1死2塁のピンチを迎えると、代打・大和選手に適時二塁打を浴び、勝ち越しを許す。その裏、反撃したい打線だったが、相手守護神・山崎康晃投手を攻略できず。3者凡退に打ち取られ、千葉ロッテが敗れた。
千葉ロッテは、先発・佐々木朗投手が好投するも、打線が援護できず。7安打1得点とつながりを欠き、連勝は「5」でストップした。投げては、2番手・益田投手、3番手・ゲレーロ投手が1イニング無失点の好投。打っては、荻野選手が3安打の活躍だった。なお、益田投手が通算150ホールドを達成している。
1234567891011 計
デ 01000000001 2
ロ 00000100000 1
デ 京山将弥-伊勢大夢-エスコバー-クリスキー-○田中健二朗-S山崎康晃
ロ 佐々木朗希-益田直也-ゲレーロ-●東條大樹
文・谷島弘紀
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