岸孝之が広島から白星を挙げ、全12球団勝利を達成! NPB史上19人目の快挙

パ・リーグ インサイト

2022.6.9(木) 22:05

東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手(C)パーソル パ・リーグTV

◇東北楽天対広島 第3回戦(9日・楽天生命パーク宮城)

 東北楽天の岸孝之投手は、9日の広島戦で7回無失点の好投を見せ勝利投手に。これまで未勝利の広島戦で勝利を挙げ、史上19人目となるNPB全12球団からの勝利を達成した。

 岸投手は2006年のドラフトで埼玉西武に入団。入団後は4年連続2桁勝利をマークするなど、球界を代表する投手の一角として活躍してきた。17年からは地元・仙台、東北楽天のユニフォームに袖を通し、18年には最優秀防御率のタイトルも獲得。ここまでプロ16年、335試合に登板し145勝96敗、防御率3.06の投球成績を残していた。

 一方で広島戦には、これまで11試合で0勝8敗と苦しめられていた。この日岸投手は、初回から安定した投球を披露。打線の援護を受けて迎えた7回表には、2死満塁と一打同点のピンチを招いたが、「ここで追い付かれたら、あと何年後に対戦できるかわからない。(中略)甘くならないように自分を信じて投げ込んだ」と、渾身の直球で見逃し三振を奪った。

 打っては武藤敦貴選手が3安打3打点と後押しし、終始東北楽天が主導権を握る展開に。最後は松井裕樹投手が試合を締め、岸投手に白星を届けた。

文・小野寺穂高

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【動画】岸孝之 見逃し三振で満塁のピンチをしのぐ!

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