マーティンが3安打2打点の活躍。千葉ロッテが乱打戦を制し3連勝

パ・リーグ インサイト

2022.6.8(水) 21:47

千葉ロッテマリーンズ・マーティン選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・マーティン選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月8日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと中日の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、9対6で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテの先発は美馬学投手。初回、2死からA.マルティネス選手に内野安打を許すと、続くビシエド選手に7号2ランを浴び、2点を先制される。打線はその裏、四球とマーティン選手の安打などで1死満塁とすると、レアード選手の犠飛ですぐさま1得点。3回裏には1死1、2塁から、レアード選手の適時打と安田尚憲選手の2点適時二塁打で3点を奪い、逆転に成功した。

 4回裏には、1死2、3塁から中村奨吾選手が2点適時打を放ち、スコアは6対2に。援護をもらった美馬投手は2回以降立ち直り、5回までを2失点に抑える。しかし6回表、無死1塁からA.マルティネス選手に5号2ランを被弾。さらにビシエド選手に安打を許し、阿部寿樹選手にもいい当たりの遊直を打たれたところでマウンドを降りた。

 6回途中から登板した2番手の小野郁投手は、2死満塁のピンチをしのいで2点のリードを守る。するとその裏、先頭からの連打で無死2、3塁とすると、マーティンの2点適時打で再び点差を4点に広げた。

 7回から登板した東條大樹投手は、連打で1死1、2塁とすると、ビシエド選手に適時二塁打を浴びる。さらに内野ゴロの間に1点を失い2点差に迫られるが、2死3塁から木下拓哉選手の打球をレフトの荻野貴司選手が好捕し、なんとかリードを保つ。

 直後の7回裏、打線は先頭のレアード選手が出塁すると、けん制悪送球と犠打で1死3塁とし、荻野貴選手の犠飛で9点目を追加。8回裏はゲレーロ投手が登板し、2死から2、3塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜けると、3点リードの9回裏は守護神・益田直也投手がマウンドへ。最後は3者凡退の危なげないピッチングで試合を締めくくった。

 千葉ロッテは、13安打9得点と打線がつながり乱打戦に勝利。マーティン選手が3安打2打点、中村選手、レアード選手、松川虎生選手がマルチ安打の活躍を見せた。投げては先発の美馬投手が5.1回6安打1四球4失点の内容で3勝目をマーク。チームは3連勝を飾った。

  123456789 計
中 200002200 6
ロ 10320210X 9

中 ●鈴木博志-藤嶋健人-山本拓実-谷元圭介-祖父江大輔-マルク
ロ ○美馬学-小野郁-東條大樹-ゲレーロ-S益田直也

文・波多野瞭平

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