5月29日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと広島の「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦は、8対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発は、日米通算150勝まであと「1」に迫った和田毅投手。初回、先頭の野間峻祥選手から空振り三振を奪うなど3者凡退で抑えると、キレのあるストレートを軸に3回までパーフェクトピッチングを続ける。今カード2試合で18得点と好調の打線は、今日も初回にグラシアル選手の適時打で1点を先制。3回裏には牧原大成選手に2試合連続の3号ソロが生まれ、リードを2点に広げた。
しかし、和田投手は4回表、先頭の野間選手に安打を許すなど1死1、3塁のピンチを背負うと、4番・マクブルーム選手を右飛に抑えたところで足に違和感を訴え降板。後を受けた松本裕樹投手は、2死2、3塁のピンチを無失点で切り抜けた。
打線は4回裏に1死2塁から柳町達選手、周東佑京選手の連続適時打で2点を追加。さらに2死から三森大貴選手がライトへ6号2ランを放ち、6対0とした。6回裏には、無死1塁から周東佑京選手の今季初本塁打となる2ランでリードは8点に。好調の打線が今日も爆発した。
松本裕樹投手は、5回表を走者を出しながらも無失点で切り抜け降板。6回表は元広島の藤井皓哉投手が3者凡退で抑えると、7回表は嘉弥真新也投手、板東湧梧投手が無失点リレー。8回表は津森宥紀投手、9回表はモイネロ投手が3者凡退のピッチングで試合終了となった。
勝利した福岡ソフトバンクは、牧原選手、三森選手、周東選手にホームランが生まれるなど、11安打8得点で大勝。2番手の松本裕樹投手が今季2勝目をマークし、同一カード3連勝となった。
123456789 計
広 000000000 0
ソ 10140200X 8
広 ●アンダーソン-松本竜也-薮田和樹-ケムナ誠-ターリー
ソ 和田毅-○松本裕樹-藤井皓哉-嘉弥真新也-板東湧梧-津森宥紀-モイネロ
文・波多野瞭平
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