5月29日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと巨人の「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦は、7対2で北海道日本ハムが勝利を収めた。

　北海道日本ハムは初回、松本剛選手と上川畑大悟選手の連打などで1死1、3塁のチャンスをつくると、4番・野村佑希選手の内野ゴロの間に1点を先制する。2回表は、先発の根本悠楓投手が岡本和真選手に同点弾を浴びるも、直後の2回裏に1死2、3塁から9番・杉谷拳士選手の内野ゴロの間に三塁走者が生還し、すぐさま勝ち越しに成功した。

　再び試合が動いたのは4回裏。無死満塁の好機で杉谷選手、松本剛選手、上川畑選手に3者連続適時打が生まれると、2死満塁の場面では5番・万波中正選手が適時内野安打を放ち、4点を追加した。

　根本投手は5回表、1死満塁から2番・ウォーカー選手に犠飛を許したが、続く吉川尚輝選手を内野ゴロに打ち取り、プロ初勝利の権利を得て降板。6回表を吉田輝星投手が無失点で抑えると、6回裏は2死2塁から野村選手の適時三塁打で1点を挙げ、再び5点のリードを得る。

　7回表を石川直也投手、8回表を堀瑞輝投手がそれぞれ無失点でつなぎ、7対2で迎えた最終9回表は北山亘基投手がマウンドへ。ポランコ選手を遊ゴロ、中田翔選手を空振り三振、立岡宗一郎選手を中飛に仕留めて試合終了。

　勝利した北海道日本ハムは、先発全員安打の14安打7得点。先発の根本投手は、5回5安打1本塁打3四死球3奪三振2失点の粘投でうれしいプロ初勝利を飾った。

　 １２３４５６７８９ 計
巨 ０１００１００００ ２
日 １１０４０１００Ｘ ７

巨 ●横川凱-畠世周-戸田懐生-平内龍太
日 ○根本悠楓-吉田輝星-石川直也-北山亘基

文・高橋優奈

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