「野球界の二刀流日本人スーパースターが歩んだ驚嘆の物語」
ベーブ・ルース以来100年ぶりの二刀流として、投打にわたる活躍で全米にフィーバーを巻き起こしているエンゼルスの大谷翔平投手。投げては4勝1敗で防御率3.35、打っては6本塁打20打点、打率は3割前後を推移と大暴れしている。開幕前は二刀流の実現に懐疑的だったアメリカの世論も、今ではすっかり23歳日本人ルーキーの虜になっている。
ここまで発売前の直筆サイン入りベースボールカードに6万ドル(約657万円)の高値がつくなど、プレー以外でも多くの話題を提供しているが、なんと11月には二刀流・大谷の軌跡をたどる本が発売されるという。
米大手通販サイト「Amazon.com」によると、11月20日に発売が予定されているのが「Shohei Ohtani: The Amazing Story of Baseball's Two-Way Japanese Superstar(ショウヘイ・オオタニ:野球界の二刀流日本人スーパースターが歩んだ驚嘆の物語」という本だ。著者はサンディエゴなど南カリフォルニアを中心に活動する「トースト・ニュース・グループ」のベテラン記者、ジェイ・パリス氏で、2016年にはNFLを題材とした著書も発表している。
11月に発売予定の「大谷本」は早くも先行予約が始まっており、1冊19.99ドル(約2200円)。著書の説明では、大谷を「23歳の若さにして、野球の専門家たちにベーブ・ルースの名前を引き出させた、二刀流の見本」と絶賛。大谷がメジャーでの活躍に至るまでの過程が描かれるようだ。
2007年に松坂大輔がレッドソックス入りした時も、その年のオフに現地で「松坂本」が発売されたが、二刀流・大谷を題材とした書籍も多くの注目を集めそうだ。
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