千葉ロッテがパ・リーグの白星一番乗り。石川歩が7回無失点で今季4勝目

パ・リーグ インサイト

2022.5.24(火) 21:02

千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月24日、マツダスタジアムで行われた広島と千葉ロッテの「日本生命セ・パ交流戦2022」第1回戦は、7対0で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテが交流戦初戦を託したのは石川歩投手。初回に招いた1死2塁のピンチをしのぐと、以降も多彩な変化球で広島打線に的を絞らせず、無失点投球を続ける。

 打線は初回、1死3塁からマーティン選手の犠飛で先制に成功する。2回以降は相手先発・床田寛樹投手の前に凡退が続いていたが、5回表に四球で久々に走者を出すと、松川虎生選手の適時二塁打で貴重な追加点を挙げた。

 なおも6回表には、マーティン選手の一ゴロの間に更に1点を追加。8回表にも2四球からチャンスをつくり、中村奨吾選手の2号3ランでリードを6点に広げる。この回に代打を送られた石川投手は、7回無失点という内容で降板した。

 8回裏には、小野郁投手がマウンドへ。得点圏に走者を置きながらも無失点で切り抜けると、9回表には小川龍成選手が犠飛でプロ初打点を挙げた。点差を7点として迎えた9回裏を小沼健太投手が締め、7対0で試合終了。

 千葉ロッテは、先発の石川投手が自身初登板となったマツダスタジアムで7回95球3安打6奪三振1四球無失点と好投。今季4勝目を手にした。打線も5安打で7得点と好機を逃さず捉え、終始試合を優位に進めた。

  123456789 計
ロ 100011031 7
広 000000000 0

ロ ○石川歩-小野郁-小沼健太
広 ●床田寛樹-松本竜也-ターリー

文・吉村穂乃香

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