5月27日、オリックスと千葉ロッテのカード最終戦が、わかさスタジアム京都で行われる。オリックスナインは阪急ブレーブスの復刻ユニホームを身に着けて試合に臨む。
26日の2戦目では、ドミンゲス選手の2打席連続本塁打と先発・ボルシンガー投手の粘り強い投球などで流れを引き寄せた千葉ロッテが勝利。オリックスは一時勝ち越すも、先発・山岡投手がリードを守れず。またも勝率5割復帰はならなかった。それではここでは、今カードの勝ち越しを懸けた27日の試合のポイントを紹介していく。
【今季対戦成績】
オリックス→6勝4敗、千葉ロッテ→4勝6敗
【オリックス】田嶋投手 7試合、5勝2敗 40.2回、36奪三振、16失点 防御率3.10
【千葉ロッテ】土肥投手 1試合、0勝0敗 4.2回、4奪三振、2失点 防御率3.86
オリックスの予告先発は田嶋投手だ。ルーキーながら5勝を挙げ、先発陣を引っ張っている左腕。4月19日の千葉ロッテ戦では、7回2安打無失点とほぼ完璧に抑え込んだ実績がある。2回目の対戦となる千葉ロッテ打線を、今回も翻弄できるだろうか。
オリックス打線では宮崎選手に期待だ。26日の試合では先制を許した1回裏に、一時同点となる本塁打を放った。5月17日に今季初出場を果たし、8試合全てで先頭打者を任されている切り込み隊長。その打棒で打線に火を付け、田嶋投手を後押しすることができるのか。
対する千葉ロッテの予告先発はプロ初勝利を目指す2年目の左腕・土肥投手。プロ初の先発マウンドに上がった5月20日は、プロ初勝利の権利まであと1死の場面で降板となった。あの反省を踏まえ、今回はどのような投球を披露するのか。
千葉ロッテ打線ではドミンゲス選手に注目だ。26日の試合では2打席連続本塁打。今季8安打のうち本塁打5本と驚異の長打力を見せ付けている。ゴールデンルーキーを打ち崩す一発で試合の主導権を握りたい。
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