鶴岡慎也が決めた。北海道日本ハムが延長戦を制して首位とゲーム差「2」

パ・リーグ インサイト

2018.5.26(土) 18:40

北海道日本ハムファイターズ・鶴岡慎也選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・鶴岡慎也選手(C)PLM

5月26日に行われた首位・埼玉西武と2位・北海道日本ハムの首位攻防戦第2ラウンド。昨夜は、近藤選手の今季第1号3ラン、ルーキー・清宮選手の適時打など、13安打8得点の猛攻を見せた北海道日本ハムが勝利し、ゲーム差を3に縮めた。連勝を狙う先発マウンドには今季初先発となる上原投手が上がる。

対する首位・埼玉西武はリーグトップの7勝を挙げている多和田投手が先発。19日のオリックス戦では見事な完封勝利を飾っており、今日もチームを勝利に導く投球が期待される。

試合は初回から動いた。1回表、先頭の1番・西川選手が二塁打を放ち、続く大田選手が中前に抜ける先制適時打。北海道日本ハムがわずか7球で1点を先取した。

先制を許した埼玉西武は3回裏。1死から8番・木村選手が右翼フェンス直撃となる二塁打を放ち、1死2塁の好機を作る。この場面で9番・金子侑選手が左前へとしぶとく運び、同点。下位打線の活躍で、すぐさま試合を振り出しに戻した。

4回裏、犠飛で埼玉西武が1点を勝ち越すが、5回表、初回に先制打を放っている北海道日本ハムの2番・大田選手が中前適時打を放ち、3対2とリードを奪い返す。

その後は両チームが点を取られては取り返すシーソーゲームが展開された。埼玉西武は6回裏に、北海道日本ハムは7回表にそれぞれ2得点ずつ奪い、5対4と北海道日本ハム1点リードで迎えた8回裏。埼玉西武の9番・金子侑選手が今季1号ソロをかっ飛ばして、またも5対5の同点に。9回は両チーム無得点に終わり、試合は延長戦へ突入していった。

延長戦、試合を動かしたのは北海道日本ハムだった。10回表、先頭の杉谷選手が安打で出塁すると、続く岡選手の犠打で進塁する。ここで8番・鶴岡選手が持ち前の勝負強さを発揮し、右翼フェンス直撃となる勝ち越しの適時二塁打。北海道日本ハムが6対5と、再びリードを握ることに成功した。

北海道日本ハム1点リードの10回裏は、9回裏から登板している浦野投手がマウンドに。2死3塁とピンチを背負ったものの、最後は埼玉西武・金子侑選手を空振り三振に打ち取って、試合終了。延長戦にもつれ込んだ熱戦は、結局北海道日本ハムが6対5で勝利した。

試合を制した北海道日本ハムは、ベテラン・鶴岡選手の決勝打と9回から登板した浦野投手の好リリーフが光り、首位攻防戦に連勝。ゲーム差を2に縮めた。敗れた埼玉西武は、9番・金子侑選手が5打数3安打4打点1本塁打の活躍も、リリーフ陣が踏ん張り切れなかった。

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