26日、首位・埼玉西武と2位・北海道日本ハムの首位攻防第2ラウンドが行われる。25日の試合は7回に一挙4得点を挙げた北海道日本ハムが埼玉西武の猛追を振り切った。3カード連続負け越しを避けたい北海道日本ハムと、交流戦前の最後のカードを負け越しで終わりたくない埼玉西武による一戦のポイントを紹介していく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→4勝4敗、北海道日本ハム→4勝4敗
【埼玉西武】多和田投手 8試合、7勝1敗 54回、33奪三振、19失点 防御率3.00
【北海道日本ハム】上原投手 4試合、0勝0敗 4.1回、2奪三振、4失点 防御率8.31
埼玉西武の予告先発は多和田投手。3・4月の月間MVP投手部門を受賞した右腕は、5月になってもその勢いを維持。12日の登板で今季初黒星を喫したが、前回登板では今季初完封勝利を挙げた。強力打線をバックに今回も快投を見せられるか。
打線では1番を打つ秋山選手に注目したい。現在5試合連続安打中かつ3試合連続打点中の秋山選手だが、25日の試合のようにチャンスメークする役割を担うこともあれば、ポイントゲッターとしての役割も担う。その活躍がチームの調子を大きく左右するだろう。
対する北海道日本ハムの予告先発は上原投手だ。今季4試合は全て中継ぎ登板で、防御率8.31と成績を残せていない。しかし今回対戦する埼玉西武は、上原投手がプロ初勝利を挙げた相手である。プロとしての第一歩を踏み出した相手に対し、自らの投球ができるかがポイントとなる。
打撃陣では、25日の試合でヒーローとなった杉谷選手に注目だ。杉谷選手は2015年以来となる本塁打と猛打賞に加え1盗塁、好守も披露するなど、走攻守にわたって活躍した。打線の起爆剤となる活躍を26日の試合でも見せたい。
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