今季初対戦の佐々木朗希を鷹打線はどう攻める? 藤本監督が描く“攻略プラン”は

Full-Count 福谷佑介

2022.5.6(金) 07:20

福岡ソフトバンク・藤本博史監督(左)と千葉ロッテ・佐々木朗希※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都、荒川祐史)
福岡ソフトバンク・藤本博史監督(左)と千葉ロッテ・佐々木朗希※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都、荒川祐史)

3日に山本由伸から7得点を奪った福岡ソフトバンク打線

 福岡ソフトバンクは6日、敵地ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと対戦する。相手の先発は4月10日のオリックス戦で、プロ野球史上28年ぶりとなる完全試合を達成した佐々木朗希投手。今季初対戦となる、難攻不落の右腕をいかにして攻略するか。3連勝を飾った5日のオリックス戦後に、藤本博史監督が思い描くプランを語った。

 オリックスとの3連戦では、初戦に山本由伸投手から7得点を奪った福岡ソフトバンク打線。第2戦は宮城大弥投手も攻略し、その勢いで3連勝した。この3連戦で福岡ソフトバンク打線に見えたのは、ファーストストライクから狙いにいく積極性と、2ストライクに追い込まれてからの粘り。これで山本には5回までに100球を投げさせた。

 藤本監督は5日の試合後に「普通にやるだけですね。いいピッチャーで、なかなかそうは打てないと思いますけど、そこを何とか攻略するために、どうしたらいいかっていうのをね、いろいろ考えながらやっていきます」と語り、ポイントにはファーストストライクを挙げた。

「当然、ファーストストライクを打たないと。追い込まれたら、ああいう投手は打てないですよ。フォークも150キロ出るわけですから、やっぱりファーストストライクから積極的にいき、追い込まれたら球数を投げさせる。その感覚で入ってくれればいいんじゃないかなと思います」。ストレートは160キロを超え、フォークやスライダーの斬れ味も抜群。そんな佐々木朗を、ここ10試合で7度の2桁安打を記録する好調の福岡ソフトバンク打線がどう攻略するか。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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