柳田悠岐の満塁弾で福岡ソフトバンクが連敗脱出! 三森大貴は3安打1打点

パ・リーグ インサイト

2022.5.3(火) 17:45

福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月3日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第7回戦は、7対3で福岡ソフトバンクが勝利し、連敗を「4」で止めた。

 福岡ソフトバンクの先発・石川柊太投手は、3回表に2死満塁とされるも、無失点で切り抜け、先制を許さない。すると打線は3回裏、甲斐拓也選手、三森大貴選手の連打と四球で1死満塁のチャンスをつくる。ここで、3番・柳田悠岐選手の打球が相手の失策を誘い、1点を先制した。

 石川投手は4回表、1死3塁から8番・池田陵真選手に同点打を浴び、1点を失う。しかし直後の4回裏、6番・柳町達選手、8番・今宮健太選手の安打などで2死1、3塁とすると、三森選手、牧原大成選手の連続適時打で2点を勝ち越した。

 3対1で迎えた5回表、石川投手は2死1、2塁から5番・西野真弘選手に適時打を許し、1点差に迫られると、続くバレラ選手に安打を浴び、2死満塁のピンチを背負ったところで降板。後を受けた藤井皓哉投手は、7番・安達了一選手に押し出し四球を与え、1点を失った。

 再び均衡が破れたのは6回裏。三森選手、牧原大選手の連打などで1死満塁の好機を得ると、柳田選手が左中間へ満塁弾をたたき込む。柳田選手は、「チャンスだったので、とにかく前に飛ばそう、それだけでした。追い込まれてしまいましたが、本当にその執念が奇跡を呼んだ一打です」とコメントした。

 7回表を津森宥紀投手、8回表を又吉克樹投手がそれぞれ無失点でつなぐと、4点リードの9回表はモイネロ投手が締め、7対3で試合終了。勝利した福岡ソフトバンクは、石川投手が4.2回6安打3四死球2奪三振3失点と苦戦するも、打線が奮起。三森選手が3安打1打点と躍動すると、柳田選手に試合を決める一発が生まれた。

 一方のオリックスは、先発の山本由伸投手が5.1回10安打1本塁打4四死球3奪三振7失点(自責点6)と乱調。池田選手はプロ初打点をマークしたが、シーソーゲームをものにできず、敗戦を喫した。

  123456789 計
オ 000120000 3
ソ 00120400X 7

オ ●山本由伸-本田仁海-齋藤綱記
ソ 石川柊太-○藤井皓哉-津森宥紀-又吉克樹-モイネロ

文・高橋優奈

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