延長10回に吉田正尚が勝ち越しタイムリー! オリックスが3位に浮上

パ・リーグ インサイト

2022.4.26(火) 21:48

オリックス・バファローズ・吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月26日、東京ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第4回戦は、3対2でオリックスが勝利。延長戦を制し、3位に浮上した。

 オリックスの先発は、リーグ4位の防御率0.90と好調の山本由伸投手。3回までに1安打1四球と素晴らしい立ち上がりを見せる。しかし4回裏、連打で無死2、3塁のピンチをつくると、ライト前へ運ばれ1点を先制される。さらにホームスチールを許し、2対0とされるが、後続を断ち切り踏ん張りを見せた。5回以降は本来のピッチングを取り戻し、7回10奪三振2失点でマウンドを降りた。

 一方の打線は、北海道日本ハム先発・加藤貴之投手の前に走者を出しながらも得点を奪えずにいたが、8回表に紅林弘太郎選手の今季1号2ランで試合を振り出しに戻した。

 後を受けた救援陣が8回裏、9回裏を見事な継投で無失点に抑えると、試合は延長戦に突入。そして10回表、安打や相手守備の乱れなどで1死満塁とすると、吉田正尚選手の適時打で勝ち越しに成功する。10回裏は守護神の平野佳寿投手が締め、3対2で試合終了。

 勝利したオリックスは、山本投手が7回6安打1四球10奪三振2失点の好投で、今季初の2桁奪三振を記録。また、平野佳寿投手が史上7人目となる日米通算200セーブ目を挙げた。打線では、吉田正選手が勝ち越し適時打を含む2安打1打点、杉本裕太郎選手、安達了一選手も2安打をマークした。

 一方敗れた北海道日本ハムは、先発の加藤投手が2試合連続HQSとなる8回8安打5奪三振2失点の快投で試合をつくるも、救援陣が粘り切れず。打線は8安打2得点に終わった。

  12345678910 計
オ 0000000201 3
日 0002000000 2

オ 山本由伸-ビドル-村西良太-○比嘉幹貴-S平野佳寿
日 加藤貴之-●北山亘基-堀瑞輝

文・村井幸太郎

関連リンク

試合詳細/動画はこちら
【動画】山本由伸 今季初の2ケタ奪三振を記録!
【動画】紅林弘太郎 今季1号は貴重な同点2ラン!
【動画】吉田正尚 延長10回に勝ち越しタイムリー!
【動画】本日誕生日の上野響平が好プレーを見せる!

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE