4月22日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第4回戦は、4対0で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは2回表、先頭の菅野剛士選手が二塁打で出塁し、犠打で1死3塁の好機を演出。続く7番・佐藤都志也選手は追い込まれながらも粘りを見せ、レフトへ犠飛を放ち、30イニングぶりの得点をスコアボードに刻んだ。5連敗中の千葉ロッテが、手堅く1点を先制。
援護を受けた先発・ロメロ投手は、試合前の防御率が0.45とここまで抜群の安定感を有している。序盤は走者を許しながらも後続を断ち、流れを呼び込む。すると4回表、昨季2本塁打放つなど、相手先発・山崎福也投手への好相性を買われ、プロ初の4番に抜てきされた4番・山口航輝選手、6番・岡大海選手にそれぞれソロ弾が生まれ、試合の主導権を握った。
キャプテンの中村奨吾選手も度々ファインプレーでもり立て、ロメロ投手は自身の連続イニング無失点を「23」にまで伸ばした。7回裏には1死1、3塁のピンチを背負い降板したが、後を受けた東條大樹投手が杉本裕太郎選手と西野真弘選手による代打攻勢を退け、リードを守った。
8回表には高部瑛斗選手の安打と盗塁で1死3塁の好機をつくると、レアード選手に犠飛が生まれ1点を追加。8回裏は西野勇士投手がマウンドに上がり3者凡退で切り抜けると、9回裏は小野郁投手が締め試合終了。
勝利した千葉ロッテは、先発のロメロ投手が6.1回98球5安打無失点の好投で連敗を「5」でストップ。打線では山口選手、高部選手、中村選手にマルチ安打が生まれている。敗れたオリックスは、山崎福投手が7.2回120球9安打無四球6奪三振4失点と粘ったが、打線が相手投手陣の前に沈黙。山崎福投手はまたも今季初勝利を挙げることができなかった。
123456789 計
ロ 010200010 4
オ 000000000 0
ロ ○ロメロ-東條大樹-西野勇士-小野郁
オ ●山崎福也-本田仁海
文・小野寺穂高
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