安達了一の殊勲打でオリックスが接戦を制す。宮城大弥は今季初勝利をマーク

パ・リーグ インサイト

2022.4.20(水) 20:56

オリックス・バファローズ 安達了一選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 安達了一選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月20日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第5回戦は、3対2でオリックスが接戦を制した。

 オリックスの先発は宮城大弥投手。初回、1死から2番・今宮健太選手に一発を浴び、1点を先制されるも、その後は危なげない投球を披露。多彩な変化球で打者を翻ろうし、7回4安打1本塁打1四球6奪三振1失点でマウンドを降りた。

 宮城投手の好投に応えたい打線は5回裏、1死から2番・福田周平選手がライト線へ三塁打を放つと、相手の送球ミスの間に本塁を陥れ、同点に追い付く。さらに、5番・頓宮裕真選手の二塁打などで得た2死満塁の好機から、7番・安達了一選手が初球をセンター前へはじき返し、2点適時打に。スコアを3対1とした。

 2点リードの8回表は、2番手・ビドル投手が2死1塁から3番・中村晃選手に適時三塁打を浴び1点を失ったが、最終9回表を平野佳寿投手が無失点で締め、3対2で試合終了。勝利したオリックスは、宮城投手が7回1失点の好投で今季初勝利。安達選手は2安打2打点の活躍、福田選手には2本の長打が生まれた。

 一方敗戦した福岡ソフトバンクは、先発の和田毅投手が5回途中6安打5四死球2奪三振3失点(自責点2)。今宮選手は先制弾を含む3安打1打点と躍動したが、あと一歩及ばなかった。

  123456789 計
ソ 100000010 2
オ 00003000X 3

ソ ●和田毅-藤井皓哉-大関友久
オ ○宮城大弥-ビドル-S平野佳寿

文・高橋優奈

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