2回にデスパイネ、3回に柳田に本塁打を浴びる
埼玉西武のブライアン・ウルフ投手が4回途中でノックアウトされた。24日、敵地ヤフオクドームでの福岡ソフトバンク戦。約1か月ぶりの復帰登板となった右腕だが、5点を失ってマウンドを降りた。
4月15日の楽天戦で7安打8失点KOされたウルフ。右肘の痛みを訴えて出場選手登録を抹消され、この日は復帰戦だった。2回にデスパイネに10号2ランを浴びると、甲斐の適時打で逆転を許した。3回には柳田に11号2ランを被弾した。
4回1死から、上林に右中間フェンス直撃の二塁打を浴びると、辻発彦監督はたまらず交代を告げた。代わった小石が本多に中前適時打を浴びたため、ウルフは5失点に。復帰登板は3回1/3を投げて、8安打2本塁打5失点となった。福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、10試合ぶりのアーチを放った。24日、本拠地ヤフオクドームでの埼玉西武戦。今季初めて「4番・中堅」で先発すると、3回にリードを拡大させる11号2ランを放った。
この回先頭の中村晃で右前安打を放って出塁。無死一塁でこの日の第2打席に入ると、埼玉西武先発のウルフが投じた初球だった。内角低めへと切れ込んでくる右腕のカットボール。決して甘い球ではなく、難しいボールを捉えた打球は高々と舞い上がると、右翼スタンド中段へと飛び込んだ。
リードを3点に広げる11号2ラン。5月12日の北海道日本ハム戦(ヤフオクD)以来、10試合ぶりの本塁打となった。
柳田は球団を通じて「体が上手く反応して、自分の良いスイングが出来ました」とコメントした。
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