新庄ビッグボスが後継指名 腕に輝く“証し”に近藤照れ笑い「似合わない色だと…」

2022.4.11(月) 11:12 Full-Count
北海道日本ハム・新庄剛志監督(左)と近藤健介※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
北海道日本ハム・新庄剛志監督(左)と近藤健介※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

延長10回、松井裕からサヨナラ二塁打で激闘を制した

 北海道日本ハムの近藤健介外野手が10日、本拠地・札幌ドームで行われた楽天戦の延長10回にサヨナラ二塁打を放って同一カード3連敗を阻止した。今季は主に中堅を託される28歳。新庄剛志監督は、自身の考えを体現する“後継者”として絶大な信頼を寄せている。

 チームメートの祝福を受ける近藤の右腕には、赤色が輝いていた。延長10回1死二塁。楽天・松井から右中間へ二塁打を放って3時間59分の熱戦にケリを付けた。開幕時、ビッグボスから「赤が似合うんじゃないか」と譲り受けたリストバンドを付けて殊勲の一打を放ち「一番似合わない色だと思って避けてきたんですけど……」と照れ笑いした。

 公式戦では先発経験のなかった中堅を、今季は開幕から任される。そこにはビッグボスの強いメッセージが込められている。実戦では監督自ら外野に守備位置を細かく指示し「センターに俺の考えを覚えてほしい」と明かしていた。現役時代に計10度のゴールデングラブ賞を獲得している“ビッグボスイズム”を近藤に注入しようとしてきた。

 若手が多いチームの中で、現在1軍に帯同している野手の中では松本剛と並んで最年長。「(司令塔として)それも大事なこと。頭の中では近藤君のセンター。打撃もいいし、レフトよりセンターじゃないかと思う」という。近藤も「まだまだ若いチームですし、僕が先頭に立って引っ張っていけるように、成績でも背中でもチームの先頭で戦いたいと思います」と自覚をにじませた。

 開幕から苦しい船出となっているが、負ければ借金10の危機を救った。「こういう接戦の雰囲気だったり、1つ1つのアウトや打席のプレッシャーはなかなかこういう試合じゃないと味わえない。これで成長しないと意味ないと思うので、1人1人成長できるように。ボスも言っているように、そういう時間にしないと意味がないと思うので、そこは大事にしてきたい」。屈指の好打者がビッグボス流を受け継ぎ、若手を牽引していく。

記事提供:Full-Count

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