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柳田&栗原離脱の緊急事態を救う 鷹のベテラン松田宣浩が語る窮地の乗り越え方

2022.4.8(金) 07:50 Full-Count 福谷佑介
福岡ソフトバンク・松田宣浩※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・松田宣浩※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

開幕から連勝が続く中で白星に貢献できていなかった松田

■福岡ソフトバンク 7ー3 オリックス(7日・PayPayドーム)

 福岡ソフトバンクは7日、本拠地PayPayドームでオリックスと戦い、7-3で逆転勝ちした。主砲の柳田が左肩腱板炎で登録抹消になる緊急事態で勝負を決める一打を放ったのはベテランの松田宣浩内野手。頼りになる精神的支柱がチーム一丸の勝利を呼び込んだ。

 逆転されて迎えた6回だった。1死満塁で中村晃が押し出し四球を選んで同点に。なおも満塁で松田が打席に入った。1ストライクからの2球目。2番手・小木田の外寄りのカットボールを逆らわずに弾き返すと、打球は右中間を真っ二つ。38歳のベテランは懸命に走って三塁まで到達し、走者一掃の三塁打に。これが決勝打になった。

 チームは開幕8連勝のスタートダッシュに成功したが、チームを引っ張るベテランには忸怩たる思いがあった。「チームが連勝している中で貢献したい思いがあったけど、なかなか貢献できることがなかった」。この日を迎えるまで打率.077。投手陣と若い選手の頑張りで連勝を積み重ねる中で、チームに貢献できていない自分がもどかしかった。

「どうやってカバーするかというと束になってかかるしかない」

 6日に連勝が止まり、柳田の左肩負傷が判明。この日の試合前に主砲は出場選手登録を抹消された。前十字靭帯損傷の大怪我で離脱した栗原に続き、チームは打線の核を失った。この日も5回まではなかなかヒットも出ずに停滞ムードが漂っていた。松田の一振りがそれを打ち破り「ようやく貢献できる1本が打てて嬉しく思います」と塁上ではガッツポーズも飛び出した。

 今季はガルビスの加入などもあり、ベンチを温める日々が増えている。そんな中でも、こなす役割は変わらない。ベンチから懸命に声を張り上げてチームを鼓舞し、後輩たちに声をかける。そうした姿に藤本博史監督は「出てない時もベンチでしっかり声出してくれているしね。使いたいなという気持ちにさせてくれるのがマッチです」と評価する。スタメンで出ようが、出なかろうが、松田に対しての信頼度は揺るがない。

 柳田は重症ではないものの、今後、最低でも10日間は主砲不在で戦わなければいけない。精神的支柱である松田は「大変だけど、どうやってカバーするかというと束になってかかるしかないと思う。栗原選手と柳田選手が帰ってくるまでは、代わりに来た選手と今いる選手がタッグを組んで束になってやるしかない」と言い「その道標になれたらいい」と声を上げる。

 この日の三塁打は通算67本目。現役ではダントツで、村松有人外野守備走塁コーチらを抜いて歴代11位タイに浮上した。まだまだ元気な38歳のベテラン。柳田、栗原不在のホークスで、その存在感が頼もしく映る。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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