4月5日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第1回戦は、6対3で福岡ソフトバンクが勝利。開幕戦からの連勝を「8」に伸ばした。
福岡ソフトバンクの先発は、石川柊太投手。初回、1死2塁から先制打を浴びると、突如制球を乱して連続四球を与え、ベンチ裏へと退く。数分後に再びマウンドへ戻ったが、なおも制球が定まらず、押し出し四球で追加点を献上した。
何らかのアクシデントがあったと推定される石川投手に替わり、2回表からは尾形崇斗投手が登板。2四球などで2死満塁のピンチを背負うも、バレラ選手を一ゴロに仕留めて切り抜けた。すると直後の2回裏、2死2、3塁から三森大貴選手が右翼席へプロ1号3ランを放ち、逆転に成功する。
4回裏にも1死1、3塁と好機をつくった福岡ソフトバンクは、三森選手、柳町達選手の連続適時打で2点を追加。しかし5回表、板東湧梧投手が先頭打者の杉本裕太郎選手に今季1号ソロを許し、3対5とされた。
6回表以降を投手陣が完全投球でつなぐと、8回裏に牧原大成選手の犠飛で再び点差を3点に広げる。9回表は森唯斗投手が無失点で締め、6対3で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、三森選手が通算142試合、477打席目でプロ初本塁打。オープン戦で2本塁打を放っていた長打力を見せつける格好となり、「公式戦初ホームランというのはやはりうれしい」と喜びのコメントを残した。先発・石川投手のアクシデントにも救援陣が奮闘し、尾形崇斗投手がプロ初白星を手にしている。
一方、敗れたオリックスは、先発の山崎颯一郎投手が3.1回5安打4四球5失点とリードを守れず。打線も6安打7四球で3点と決定打がなく、杉本裕太郎選手のバースデー弾も空砲となった。
123456789 計
オ 200010000 3
ソ 03020001X 6
オ ●山崎颯一郎-山田修義-小木田敦也-張奕-本田仁海
ソ 石川柊太-○尾形崇斗-田浦文丸-板東湧梧-嘉弥真新也-津森宥紀-又吉克樹-S森唯斗
文・吉村穂乃香
関連リンク
・試合詳細/動画はこちら
・【動画】三森大貴 プロ初ホームランは逆転3ラン
・【動画】本日4打点!三森大貴のタイムリーで追加点
・【動画】今季初打点!柳町達 逆方向へのタイムリー
記事提供: