4月3日、オーヴィジョンスタジアム下関で行われた福岡ソフトバンクと中日のウエスタン・リーグ公式戦第3回戦は、1対10で福岡ソフトバンクが敗れた。
福岡ソフトバンクの先発は杉山一樹投手。初回にいきなり2死満塁のピンチを背負うも、なんとか無失点でしのぐ。続く2回表も1死満塁から押し出し四球で1点を献上するが、2者連続三振で後続を断つと、3回表、4回表は無失点に抑える。
打線は3回裏、先頭の川原田純平選手の安打などで1死2塁とすると、3番・笹川吉康選手の適時打で同点に追い付く。しかし5回表、杉山投手はまたも四球が絡んで、無死満塁としたところで降板。後を受けた岡本直也投手は適時打や失策、自身の暴投などが重なって一気に6点を失い、スコアは1対7となった。
3番手の泉圭輔投手も7回表に三ツ俣大樹選手の1号3ランを浴び、点差は9点に。打線も4回以降走者を出しながらも得点できず、そのまま1対10で試合終了となった。
敗れた福岡ソフトバンクは、投手陣が合計で被安打13、与四死球9とリズムをつくれず、3失策を記録するなど守備も乱れた。打線も7安打を放ちながら1得点にとどまり、今季初の連敗を喫した。
123456789 計
中 010060300 10
ソ 001000000 1
中 ○松木平優太-谷元圭介-石森大誠-橋本侑樹-マルク
ソ ●杉山一樹-岡本直也-泉圭輔-重田倫明-板東湧梧
文・波多野瞭平
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