4月2日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた、北海道日本ハム対千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第2回戦は12対2で千葉ロッテが快勝した。
千葉ロッテは初回、1番・荻野貴司選手の二塁打と相手の後逸で得た1死3塁の好機から、3番・福田秀平選手の犠飛で先制に成功。3回表には、4番・角中勝也選手の安打と2四球により、2死満塁とする。ここで、6番・茶谷健太選手が押し出し四球を選ぶと、続く植田将太選手が2点適時打を放ち、点差を4点に広げた。
4回表は、1死から荻野貴選手が四球で出塁。盗塁を決め、1死2塁とチャンスを拡大すると、2番・西巻賢二選手の適時打で1点を追加する。さらに角中選手、西川僚祐選手、茶谷選手、植田選手に4者連続適時打が生まれ、この回5得点。続く5回表は、角中選手が1号3ランをライトスタンドへ運び、スコアを12対0とした。
先発の古谷拓郎投手は、2回裏、4回裏と得点圏に走者を背負ったが、要所を締める投球で得点を与えない。5回裏に、無死1塁から1番・古川裕大選手に1号2ランを浴びるも、その後招いた1死1、3塁のピンチは無失点で切り抜け、5回6安打4四死球2失点で降板した。
6回以降は、土肥星也投手、中村稔弥投手、佐々木千隼投手が無失点でつなぐと、9回裏を土居豪人投手が締め、12対2で試合終了。
勝利した千葉ロッテは、角中選手が4安打1本塁打4打点1盗塁と大暴れ。序盤から得点を重ね、終始試合の主導権を握った。一方敗れた北海道日本ハムは、先発・ポンセ投手が来日初登板で2回3安打1奪三振1失点の内容。しかし後を受けた救援陣がつかまり、開幕6連勝とはならなかった。
123456789 計
ロ 103530000 12
日 000020000 2
ロ ○古谷拓郎-土肥星也-中村稔弥-佐々木千隼-土居豪人
日 ●ポンセ-齊藤伸治-ロドリゲス-柿木蓮-松本遼大-玉井大翔-福田俊-石川直也
文・高橋優奈
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