石川柊太が7回1安打無失点の快投! 延長戦の末、福岡ソフトバンクが接戦を制す

パ・リーグ インサイト

2022.3.29(火) 21:55

福岡ソフトバンク・石川柊太投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンク・石川柊太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月29日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第1回戦は、2対1で福岡ソフトバンクが接戦を制した。

 福岡ソフトバンクは3回表、先頭の8番・今宮健太選手が安打で出塁。続く甲斐拓也選手が見事1球で犠打を決め、1死2塁とチャンスを拡大する。ここで、1番・三森大貴選手が適時打を放ち、千葉ロッテの先発・ロメロ投手から1点を先取した。

 先発の石川柊太投手は、千葉ロッテ打線を6回裏まで無安打に抑え込む投球を披露。7回裏に2死1塁から5番・佐藤都志也選手に安打を許すも、落ち着いて後続を打ち取り、7回1安打2四球7奪三振無失点の内容で降板した。

 後を受けたモイネロ投手だったが、8回裏、2死2塁から1番・高部瑛斗選手に同点打を浴びる。1対1で迎えた9回裏は、又吉克樹投手が2死1、2塁と一打サヨナラのピンチを背負うも、7番・エチェバリア選手を中飛に打ち取り、延長戦へ突入。

 すると10回表、6番・中村晃選手の安打などで1死3塁とすると、相手の野選で勝ち越しに成功する。最終10回裏は森唯斗投手が3者凡退で締め、2対1で試合終了。又吉投手が移籍後初勝利を手にした。

 勝利した福岡ソフトバンクは、石川投手が7回を1安打無失点に抑える快投。8回裏に追い付かれ、延長戦へ突入するも、10回表に勝ち越しに成功。好機を着実に生かし、白熱した試合をものにした。

 一方惜敗した千葉ロッテは、ロメロ投手が7回2安打1四球7奪三振1失点の好投を見せる。打線は石川投手を攻略できなかったものの、2番手・モイネロ投手から1点を奪い、延長戦へ持ち込む。しかし、10回表に野選で勝ち越しを許し、苦杯をなめた。

  12345678910 計
ソ 0010000001 2
ロ 0000000100 1

ソ 石川柊太-モイネロ-○又吉克樹-S森唯斗
ロ ロメロ-東條大樹-益田直也-●西野勇士

文・高橋優奈

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試合詳細/動画はこちら
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