ワールドシリーズ制覇の元大リーガーも、大谷の打撃に「ただただ唖然」
7月16日(日本時間17日)にワシントンで行われるオールスターゲームのホームラン競争への出場が取り沙汰されているエンゼルスの大谷翔平投手に、強力な“応援団"が出現した。米国のMLB専門局「MLBネットワーク」の人気キャスター、コメンテーターのクリス・ローズ氏が、大谷のホームラン競争出場について「1000%そう(出るべきだと)思うね」と発言したもの。
米CBSスポーツのラジオ番組に出演したローズ氏は、大谷について「彼が本塁打競争に出たいというなら、素晴らしいことだ。もし単独で本塁打競争を開催したいと言うなら大賛成。我々は彼を全米が注目する舞台に登場させてあげるために、あらゆる手を尽くさなければならない」とベタ褒めした。
ローズ氏は、MLBネットワークの人気番組「インテンショナル・トーク」でホストをつとめる人気キャスター。同番組では、マーリンズやレッドソックスなどでプレーした強打の内野手、ケビン・ミラー氏とコンビを組んでいるが、そのミラー氏も「彼のこれまでの打撃の優秀さと安定感に、ただただ唖然としていた」とローズ氏は証言。2004年にレッドソックスでワールドシリーズを制覇したミラー氏に言葉を失わせるほど、大谷の活躍は想像のはるか上をいっている。
「(大谷は)この先、23打数1安打くらいの状態の時期もある事だろう。野球とはそういうものだから。しかし、見ていてなんて楽しいことだろうか」と話したローズ氏。思い切り投げ、思い切りバットを振ってかっ飛ばす野球の原点を、多くのアメリカ人に思い出させている。
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