OP戦13試合に出場して安定感…2006年の炭谷銀仁朗(埼玉西武)以来
■楽天対千葉ロッテ(25日・楽天生命パーク宮城)
千葉ロッテのドラフト1位ルーキー松川虎生捕手(市和歌山高)が、シーズン開幕戦となる25日の楽天戦(楽天生命パーク宮城)で「8番・捕手」でスタメンに名を連ねた。高卒新人捕手の開幕スタメンは、1955年の谷本稔(大映)と2006年の炭谷銀仁朗(埼玉西武)に次ぐプロ野球史上3人目。18歳が16年ぶり快挙のグラウンドに立つ。
松川はキャンプから新人離れした存在感を見せ、オープン戦でも12試合に出場。バットこそ打率.136だったが、盗塁を刺したり、堂々たるリードを見せたりと猛アピールし、映えある初陣の扇の要に座った。
千葉ロッテ高卒新人の開幕スタメンは史上4人目。1955年の榎本喜八、1965年の山崎裕之、2019年の藤原恭大以来、3年ぶりとなった。
また楽天でも、ドラフト2位ルーキーの安田悠馬捕手(愛知大)が「8番・捕手」で出場。奇しくも、ルーキー捕手対決となった。
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