ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと埼玉西武の3連戦。22日の初戦は攝津投手が5回無失点の好投を見せ、福岡ソフトバンクが5対3で埼玉西武を下した。これで両チームのゲーム差は3.5に縮まり、23日の試合が持つ意味合いもより一層重くなった。
このまま福岡ソフトバンクがカード勝ち越しを決めて、首位・埼玉西武に迫るか、それとも埼玉西武が待ったをかけるか。両チームの注目選手を挙げつつ、23日に行われるカード2戦目の見どころも紹介していきたい。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→4勝3敗、埼玉西武→3勝4敗
【福岡ソフトバンク】石川投手 10試合、6勝1敗 48回、30奪三振、12失点 防御率2.25
【埼玉西武】十亀投手 7試合、2勝5敗 46回、33奪三振、18失点 防御率2.74
石川投手は、ここまで自身4連勝中と勢いに乗っている。埼玉西武との対戦となった5月9日の試合でも、8回途中無失点の完璧な内容で白星を挙げた。今季埼玉西武に対して防御率0.54と得意にしているだけに、その相性を生かしてリーグトップの7勝目といきたい。
一方の十亀投手はここまで2勝5敗と苦しい投球が続いている。しかし防御率は2.74と確実に試合は作っている。23日の試合は打線の援護を信じて投げてもらいたいところだ。
野手陣では、現在首位打者争いを繰り広げる2人に注目したい。まずは福岡ソフトバンク・柳田選手だ。22日の試合では4打数3安打1打点と打線を引っ張り、打率も.394と再び4割に近づけてきた。23日の試合で、再び4割復帰となるか、注目だ。
埼玉西武の秋山選手は、22日の試合で柳田選手と同じく4打数3安打と気を吐いた。打率では柳田選手と大きく離れつつあるが、ライバルの前でしっかりと結果を残したい。
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