PayPayドーム内で入団会見を行った
福岡ソフトバンクの新外国人投手、タイラー・チャトウッド投手が15日、PayPayドーム内で入団会見を行った。「福岡に来られて興奮している」と笑顔を見せたメジャー通算52勝の右腕は「個人の目標よりもチームが優勝すること。チームが勝てるように、熱い気持ちで投げたい」と意気込みを語った。
日本でのプレーを選んだ理由は「自分の中でいい経験になると思った。日本でプレーした選手や日本人選手からもそう言われたよ」。その中には、カブス時代にチームメートだったダルビッシュ有投手(現パドレス)もいるという。
昨季はメジャーで1年間中継ぎとして活躍したが「自分には(中継ぎは)合ってないなというのもあった。先発投手で勝負したい」とし「中6日で投げるとしたら高校生以来。でも調整の方法はすぐに見つかるよ」と前向きだ。
チームには同じ先発候補であるレイやスチュワート・ジュニア.、絶対的セットアッパーのモイネロ、中心打者のグラシアルやデスパイネ、新外国人のガルビスらがおり、1軍登録5人の外国人枠に入る競争も熾烈を極めるが、32歳の新助っ人に懸かる期待は大きい。
16日には筑後でブルペン入りし、その後のスケジュールを決めていくという。まずは2軍でメジャー仕込みの投球術をアピールし、1日も早く1軍のマウンドで来日初登板を果たしたい。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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