愛斗（あいと）／外野手

#53／1997年4月6日生まれ
177cm・92kg／右投右打

　埼玉・花咲徳栄高校から2015年のドラフト4位で埼玉西武に入団。高校3年時の夏の甲子園では4番に座り、本塁打を放つなど持ち味である打撃を存分に発揮。攻守にわたる活躍でベスト8へ導いた。
　
　ルーキーイヤーの2016年は二軍で74試合に出場し、打率.201、5本塁打をマーク。翌2017年6月16日の対中日戦でプロ初出場を果たすも、結果を残せず9試合の出場にとどまる。けがのためファームでも43試合の出場に終わったが、8月度のファーム月間MVP賞を受賞するなど、打率.358、本塁打8、打点25と来季に期待を抱かせる高い数字を残した。

　2018年はファームで13本塁打をマークするも、一軍での出場は2試合に終わる。悔しさを晴らすべく迎えた2019年は自身初の開幕一軍を勝ち取ると、4月25日の千葉ロッテ戦で決勝の適時二塁打を放ち、これがプロ初安打に。その後42試合に出場と、一軍定着に大きく前進した。しかし、翌2020年はシーズン序盤の怪我などもあり、出場は7試合のみ。打率も.154と結果を残せなかった。

　そして迎えた2021シーズンは、B班で春季キャンプを迎えるも、松井稼頭央二軍監督からキャンプ期間中のキャプテンに任命される。3月は二軍で4割近い打率を記録し、4月8日に昇格。4月9日の試合で第1打席にプロ初本塁打を放つなど打撃で結果を残すと、守備でも好プレーを幾度も披露し、一気に定位置争いへ名乗りを上げた。

　後半戦は調子を落として出場機会を減らしたものの、シーズン通して97試合に出場と飛躍の年となった。2022年はレギュラー獲りへ、さらにバッティングに磨きをかけたい。

【2021年一軍成績】
97試合 316打席64安打8本塁打39打点 打率.219 出塁率.265 OPS.642

愛斗選手をもっとよく知るために。パ・リーグ インサイトの過去の記事

・埼玉西武松井2軍監督、愛斗と佐藤をキャプテン副キャプテンに指名「率先してチームを」
2021年はB班スタートとなったものの、キャンプ期間中のキャプテンに指名された愛斗選手。その期待に応えてファームで結果を残し、一軍昇格を勝ち取った。

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