5月好調の楽天とオリックス。Bクラスの逆襲なるか、主軸の活躍がカギを握る

パ・リーグ インサイト

2018.5.22(火) 09:32

東北楽天ゴールデンイーグルス・今江選手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・今江選手(C)PLM

5月22日、18時から楽天生命パークで行われる楽天とオリックスのカード初戦。楽天は札幌ドームで行われた2位・北海道日本ハムとの3連戦で2勝1敗と勝ち越し、対するオリックスは首位・埼玉西武との2連戦を1勝1敗の五分で終えている。徐々に状態を上げてきている両チームがぶつかるカード初戦、22日の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
楽天→5勝3敗1分、オリックス→3勝5敗1分

【楽天】池田投手 6試合、1勝4敗 30.2回、13奪三振、18失点 防御率4.70
【オリックス】アルバース投手 7試合、5勝1敗 42.2回、32奪三振、12失点 防御率2.53

予告先発は楽天が池田投手で、オリックスがアルバース投手だ。池田投手は前回登板の福岡ソフトバンク戦の序盤、打球が利き腕に直撃するアクシデントに見舞われながら、5回1失点の力投を見せた。一方のアルバース投手は7試合に先発し、そのうち5試合でクオリティ・スタートを達成している。安定した投球で試合を作り、自身4連勝を目指す。

楽天の打線では5試合連続安打中の今江選手に注目だ。5月に入ってから打率.404と絶好調の今江選手は、対左投手の打率.391と左キラーとして圧倒的な数字を残している。アルバース投手相手にどのような打撃を見せてくれるか。ベテランの打棒に注目が集まる。

対するオリックスはロメロ選手に期待したい。20日の試合では8号ソロを含む2安打2打点の活躍を見せた。打率こそ.216とまだ満足できる数字ではないが、5月に入ってから15試合で5本塁打を放っており、状態は上向き。一発で試合の流れを変える力を持つロメロ選手の打棒に、22日の試合でも期待せずにはいられない。

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