獅子の鷹キラーがチームを盛り立てるか。攝津正が今季初先発

パ・リーグ インサイト

2018.5.22(火) 09:30

福岡ソフトバンクホークス・グラシアル選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・グラシアル選手(C)PLM

5月22日、18時からヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと埼玉西武のカード初戦。ここまで4カード連続で勝ち越しがない埼玉西武と今季最長の4連敗中の福岡ソフトバンク。不調に陥っている両チームはどのような試合を繰り広げるか。見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→3勝3敗、埼玉西武→3勝3敗

【福岡ソフトバンク】攝津投手 一軍登板なし
【埼玉西武】カスティーヨ投手 7試合、2勝2敗 39.2回、28奪三振、17失点 防御率3.86

予告先発は福岡ソフトバンクが攝津投手、埼玉西武がカスティーヨ投手である。福岡ソフトバンクは毎週火曜日に先発していた千賀投手が右前腕の張りのため、19日に登録抹消。代役として攝津投手が先発することに。二軍では7試合に登板し、防御率3.08と安定した投球を続けてきたベテラン。今季初登板のマウンドで結果を残し、チームの連敗を止められるか。

カスティーヨ投手は、ここまで福岡ソフトバンク戦3試合に先発、2勝0敗、防御率2.45と好成績を残している。鷹キラーと呼ぶにふさわしい投球を、再び見せることができるか。

福岡ソフトバンクは、4番を務めていた内川選手が打撲で17日に登録抹消され、以降チームは4連敗と苦しい戦いが続く。そんなチームのカンフル剤として期待したいのが、新外国人のグラシアル選手だ。18日に一軍に昇格し、19日にスタメン起用されると早速2安打を放つ活躍を見せた。22日の試合でもつなぐ打撃を見せ、打線を活気付けたい。

埼玉西武は、3、4月に一度もなかった完封負けが、5月8日から2週間足らずですでに5回。月間戦績は6勝9敗と苦しい。いまだ首位には立っているものの、2位の北海道日本ハムに3ゲーム差まで詰め寄られている。そんなチームを盛り上げる存在としては、山川選手の名前を挙げたい。

開幕から全試合で4番に座っている山川選手は、3、4月度の「日本生命月間MVP賞」を受賞したが、5月に入ると2本塁打、8打点、打率.196と大不振に。山川選手がここから抜け出すことができれば、チームの得点力は大幅に上がるだろう。22日の試合は、悩める獅子の4番の打棒から快音を聞くことができるか注目したい。

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